扁桃肥大
たちばなファミリー耳鼻咽喉科クリニックは、JR立花駅直結でアクセス便利な耳鼻咽喉科・アレルギー科クリニックです。小さなお子様からご年配の方まで、地域の皆様の耳・鼻・のどの健康をサポートいたします。当院では、患者様お一人おひとりに寄り添った丁寧な診察を心がけており、内視鏡検査で一緒にモニターを見ながら、わかりやすくご説明いたします。お子様の診察も得意な経験豊富な女性耳鼻咽喉科専門医が担当いたしますので、ご安心ください。
扁桃肥大の症状について
扁桃肥大とは、のどにある扁桃と呼ばれるリンパ組織が、通常よりも大きくなっている状態を指します。扁桃は、細菌やウイルスなどの異物が体内へ侵入するのを防ぐ役割を担っていますが、炎症を繰り返すことで肥大化することがあります。小さなお子様によく見られる症状ですが、大人でも起こることがあります。
主な症状
- いびき
- 睡眠時無呼吸
- 口呼吸
- 嚥下困難(飲み込みにくさ)
- 声の変化(鼻声など)
- 繰り返す扁桃炎
これらの症状は、扁桃が大きくなることで気道を狭めたり、周囲の組織を圧迫したりすることで引き起こされます。特に、睡眠時無呼吸は、睡眠中に呼吸が止まってしまう状態であり、お子様の成長や発達に悪影響を及ぼす可能性があります。大人の場合は、高血圧や心疾患などのリスクを高めることも知られています。
症状の程度は、扁桃の大きさや炎症の有無によって異なります。軽度の場合は、いびきや口呼吸が見られる程度ですが、重度の場合は、日中の眠気や集中力低下、夜間の頻尿などが現れることもあります。
当院では、内視鏡検査で扁桃の状態を詳しく観察し、症状の程度や原因を特定します。お子様の場合は、保護者の方と一緒にモニターを見ながら、わかりやすくご説明いたしますので、ご安心ください。
扁桃肥大の原因について
扁桃肥大の主な原因は、以下の通りです。
- 繰り返す炎症・・細菌やウイルス感染による扁桃炎を繰り返すことで、扁桃が慢性的に炎症を起こし、肥大化することがあります。
- 体質・・生まれつき扁桃が大きいお子様もいます。
- アレルギー・・アレルギー性鼻炎や花粉症などが原因で、鼻やのどの炎症が慢性化し、扁桃が肥大化することがあります。
扁桃肥大は、多くの場合、複数の要因が重なって起こります。例えば、体質的に扁桃が大きいお子様が、風邪をひきやすく、扁桃炎を繰り返すことで、さらに扁桃が大きくなってしまうことがあります。
また、近年では、生活習慣との関連も指摘されています。例えば、口呼吸や偏った食生活、睡眠不足などが、扁桃の炎症を悪化させ、肥大化を促進する可能性があります。
当院では、扁桃肥大の原因を特定するために、問診や診察だけでなく、必要に応じてアレルギー検査や睡眠時無呼吸検査なども行います。原因を特定することで、適切な治療法を選択し、症状の改善を目指します。
扁桃肥大の病気の種類について
扁桃肥大自体は病名ではありませんが、扁桃肥大によって引き起こされる、または関連する病気には、以下のようなものがあります。
- 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)・・肥大した扁桃が気道を塞ぎ、睡眠中に呼吸が止まってしまう病気です。
- 慢性扁桃炎・・扁桃の炎症が慢性化し、のどの痛みや発熱を繰り返す病気です。
- アデノイド肥大・・鼻の奥にあるアデノイドと呼ばれるリンパ組織が肥大し、鼻づまりやいびきを引き起こす病気です。扁桃肥大と合併することがあります。
- 滲出性中耳炎・・鼻やのどの炎症が耳管を通じて中耳に広がり、中耳に液体が溜まってしまう病気です。扁桃肥大が原因で耳管の機能が低下し、滲出性中耳炎を引き起こすことがあります。
これらの病気は、扁桃肥大によって引き起こされる症状が悪化したり、他の部位に影響を及ぼしたりすることで発症します。放置すると、成長や発達に悪影響を及ぼしたり、日常生活に支障をきたしたりする可能性があります。
当院では、扁桃肥大だけでなく、これらの関連する病気についても、総合的に診断し、適切な治療を行います。必要に応じて、連携医療機関へのご紹介も可能ですので、ご安心ください。
扁桃肥大の治療法について
扁桃肥大の治療法は、症状の程度や原因、年齢などによって異なります。主な治療法は、以下の通りです。
- 経過観察・・軽度の場合は、自然に改善することもあるため、定期的な診察で経過を観察します。
- 薬物療法・・炎症を抑えるための抗生物質や、アレルギー症状を緩和するための抗アレルギー薬などを使用します。
- 手術療法(扁桃摘出術)・・薬物療法で改善しない場合や、睡眠時無呼吸などの重篤な症状がある場合は、手術で扁桃を摘出することを検討します。
手術療法は、全身麻酔で行われ、入院が必要となります。当院では、手術が必要と判断した場合は、連携医療機関をご紹介いたします。手術後のケアについても、しっかりとサポートさせていただきますので、ご安心ください。
近年では、扁桃の一部をレーザーで焼灼する治療法も登場しています。この治療法は、扁桃摘出術に比べて体への負担が少なく、日帰りで行うことも可能です。ただし、効果には個人差があり、症状によっては複数回の治療が必要となる場合があります。
当院では、患者様一人ひとりの状態に合わせて、最適な治療法をご提案いたします。治療法について、ご不明な点やご不安なことがございましたら、お気軽にご相談ください。
扁桃肥大についてのよくある質問
Q1. 扁桃肥大は自然に治りますか?
A1. 軽度の場合は、自然に改善することもあります。特に、成長とともに扁桃が小さくなることもあります。ただし、症状が改善しない場合や、睡眠時無呼吸などの症状がある場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。
Q2. 扁桃肥大の手術は痛いですか?
A2. 手術中は全身麻酔を行いますので、痛みを感じることはありません。手術後は、のどの痛みが出ることがありますが、鎮痛剤でコントロールできます。お子様の場合は、術後の痛みに配慮し、適切なケアを行いますので、ご安心ください。
Q3. 扁桃摘出術を受けると、免疫力が低下しますか?
A3. 扁桃は、免疫機能の一部を担っていますが、摘出しても免疫力が著しく低下することはありません。扁桃以外にも、体には多くの免疫組織があり、それらが十分に機能することで、体を守ることができます。
