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耳だれ

耳だれとは、耳の穴から液体が出てくる状態を指します。医学的には「耳漏(じろう)」と呼ばれ、様々な原因によって引き起こされます。少量で自然に止まるものから、多量で悪臭を伴うもの、難聴や耳の痛みを伴うものまで、症状は様々です。耳だれは、細菌やウイルス感染、アレルギー、外傷などが原因で起こることが多く、放置すると炎症が慢性化したり、難聴が悪化したりする可能性があります。そのため、耳だれに気づいたら、早めに耳鼻咽喉科を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。

耳だれの原因

耳だれの原因は多岐にわたりますが、主なものとしては以下のものが挙げられます。

  • 感染症・・中耳炎、外耳炎など、細菌やウイルスによる感染が原因で耳だれが起こることがあります。
  • アレルギー・・アレルギー性鼻炎やアトピー性皮膚炎などが原因で、外耳道に炎症が起こり、耳だれが生じることがあります。
  • 外傷・・耳かきや異物の挿入などによって、外耳道や鼓膜が傷つき、そこから感染して耳だれが起こることがあります。
  • 異物・・小さいお子さんの場合、ビーズや豆などの異物を耳に入れてしまい、炎症を起こして耳だれが出ることがあります。
  • 真珠腫性中耳炎・・鼓膜の一部が奥に入り込み、垢が溜まって塊状になり、周囲の骨を破壊する病気です。悪臭を伴う耳だれが特徴です。

耳だれによって引き起こされる病気

耳だれは、以下のような病気によって引き起こされることがあります。

急性中耳炎

急性中耳炎は、細菌やウイルスが中耳に感染して炎症を起こす病気です。耳の痛み、発熱、耳だれなどが主な症状です。特に小さなお子さんに多く見られます。

慢性中耳炎

慢性中耳炎は、急性中耳炎が治りきらずに慢性化した状態です。鼓膜に穴が開いたままになり、繰り返し耳だれが出ることがあります。難聴を伴うこともあります。

外耳炎

外耳炎は、外耳道に炎症が起こる病気です。耳かきやイヤホンの使用、アレルギーなどが原因で起こることがあります。かゆみ、痛み、耳だれなどが主な症状です。

真珠腫性中耳炎

真珠腫性中耳炎は、鼓膜の一部が中耳に入り込み、真珠のような塊(真珠腫)を形成する病気です。真珠腫が大きくなると、周囲の骨を破壊し、難聴やめまい、顔面神経麻痺などを引き起こすことがあります。悪臭のある耳だれが特徴です。

耳だれの処置や治療法

耳だれの治療法は、原因となっている病気によって異なります。以下に主な治療法をご紹介します。

薬物療法

細菌感染が原因の場合は、抗生物質の内服薬や点耳薬を使用します。炎症を抑えるために、ステロイド薬を使用することもあります。アレルギーが原因の場合は、抗アレルギー薬を使用します。

耳の洗浄

耳の中に溜まった耳垢や膿を、生理食塩水などで洗い流します。当院では、内視鏡を用いて丁寧に洗浄を行います。ご自身での耳掃除は、かえって症状を悪化させる可能性があるため、控えてください。

手術

真珠腫性中耳炎など、薬物療法で改善しない場合は、手術が必要になることがあります。手術では、真珠腫を取り除き、鼓膜や中耳の構造を修復します。

料金について

当院での耳だれの診察・治療にかかる費用は、以下の通りです。

診察料 初診:約3,000円、再診:約1,000円(保険適用)
検査料 約1,000円~3,000円(検査内容によって異なります。保険適用)
薬代 処方される薬の種類や量によって異なります。(保険適用)
手術 手術の種類や入院日数によって異なります。詳細はお問い合わせください。(保険適用)

※上記はあくまで目安です。診察内容によって費用が異なる場合があります。

耳だれについてのよくある質問

Q1. 耳だれが出たら、すぐに病院に行くべきですか?

A1. はい、耳だれは様々な病気のサインである可能性がありますので、早めに耳鼻咽喉科を受診してください。特に、痛みを伴う場合や、発熱、難聴がある場合は、すぐに受診してください。

Q2. 耳掃除はどのようにすれば良いですか?

A2. 基本的には、耳垢は自然に排出されるため、頻繁な耳掃除は不要です。どうしても気になる場合は、綿棒で耳の入り口付近を軽く拭く程度にしてください。奥まで掃除すると、耳垢を押し込んでしまったり、外耳道を傷つけたりする可能性があります。

Q3. 子供が耳だれを繰り返すのですが、何か気をつけることはありますか?

A3. お子様の場合、鼻炎や副鼻腔炎が原因で中耳炎を繰り返すことがあります。鼻うがいなどで鼻の炎症を抑えることが大切です。また、アレルギー体質のお子様は、アレルギーの原因となるものを避けるように心がけましょう。

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